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2008.12.20 (Sat)

ヨスガノソラ レビュ

課題群も片づき、大学は冬休みに入り、多少の平穏が訪れました。
とは言ってもコミケが終わるまではなんともなんとも。


ヨスガノソラをコンプしましたので簡易レビュ

いつも通り、ネタバレ感想は格納します。


点数 85
(結構高得点?)

飛びついてプレイ開始した時の感想は、
あぁなんかBGMと田舎ゲーっぽさがかなりマッチしているなぁといった感じです。
主人公は双子の兄、両親を事故で亡くして妹と二人で
放置されていた祖父が昔住んでいた家に越してくるという所から始まりますが
なんといいますか、思っていたより全然テーマが重かったです。

非ネタバレだと非常に書きづらくはあるんですが、キャラ単体が抱えてる問題は
それぞれ重たいもので、浮世離れしてるような雰囲気ではなくわりと現実にありえそうな
問題を焦点にしてるのが印象的でした。

特に妹の穹(そら)のシナリオは、今のエロゲーの流れから見て
今あえてここに突っ込んでくるのか!!
と思わされるところも多くてわりとニヤニヤ。
いや、ニヤニヤできるようなシナリオではとてもないのですが、
この方向で書いてくれた事に対して非常に私は満足しております。

この、今あえてここか!! というのは、冒頭付近にある背景設定にもありますね。
主人公兄妹が両親と死別 という設定自体は業界ではありふれたものですが
両親が亡くなってからの店をたたんだりなんだり、兄妹の引き取り手がどうの
その後の主人公兄妹が物語開始に至るまでの部分の描写が濃くて
物語前に設定されているにもかかわらず、両親との死別という問題が
本当に現実として主人公達に降りかかってきていると感じることができます。
テキスト力があると言ってもいいかもしれません。

こうなんと言いますか、エロゲーの前提と世間一般の前提との間にある隙間を
上手い具合に埋めていくんですよね。

惜しいと思ったのが演出面と共通ルート。
共通ルートがかなり短いです。選択肢4つでルートが決まりますので。
もうちょっと各キャラとの徐々に仲良くなっていく猶予期間みたいなものがあると良かったと思います。
演出も、BGMの使い方の問題だと思うのですが序中盤にあるテキストが
場面場面でぶつ切りになってるっぽく感じてしまうんですよね。
BGM自体ももう2?3曲欲しかったかも。
わりとシリアスなBGMが流れる時間が長いので、そちらの方にもう少し力を!

シナリオをキャラ別に分けると断トツで穹(そら)。次に瑛(あきら)。
その他はまぁおまけみたいなものです。
一葉、初佳シナリオは比較的まったりできると思います。(鈴平ひろさんはギャグ担当?w
まぁそれでも上の二つに比べればの話ですが。

評価が分かれると思うのが、奈緒。 私は受け入れられませんでした。
彼女のテーマも、これってエロゲ主人公ならこういうこともあるよねー
という所の裏をかいている部分があるので、問題の捉え方が面白いです。

ですが、穹が毛嫌いしている点。穹が何故そうなのかを主人公より早く
プレイヤーが察してしまうので、穹スキーや穹シナリオをプレイしてしまった人には
ホントに苦痛で苦痛でしょうがないでしょう。

シナリオ・テキスト・演出面についてはそんなところです。

原画は文句なしですし、特に穹は橋本タカシさんが
何でもアリで好き放題やらせて貰いました。
とコメントしているだけあって素晴らしいです。素晴らしすぎます。
立ち絵の1回の表情変化でどんぶり飯が何杯も食えますよ。

キャラ性能では、断トツで穹が良いのですが、
これは妹ゲーだ!!
と言い切れない所がこのゲームの魅力なんじゃないかと思います。



>voidさん
ご期待にお応えして長文で攻めましたw
一瞬でもやろうと思ったらネタバレ見ない方がいいと思います。


以下ネタバレ感想

【More・・・】

キャラ毎に分けます。

・穹
主人公への愛だけに生きている女性。シナリオを表す言葉は背徳・倒錯?
主人公と想い合ってからの倒錯っぷりはすごいですね。
世界に二人だけいれば他に誰もいらない というのはこういう思考なのかと思い知らされました。
H後に、主人公がもう自分たち二人以外はどうにでもなればいいという思考にハマりかけて
ハマり切らない。倒錯し、破滅への道を行く一歩手前にいる様はすごかったです。

様々な選択肢が提示される、本当に人生の岐路。それに彼女との問題(近親相姦)と
もうドロドロしっぱなし。主人公は背負い込んで背負い込んでそして自虐思考。
ある意味笑ってしまうほどの自虐思考なのですがそれがこのシナリオの中核ですよ。

近親相姦・倒錯・破滅志向に二人が陥っていくのは、根本的な問題として
両親との死別が抜けていないという点が挙げられます。
この二人の情緒不安定さも、大本はそういうことです。その辺の整合性と言いますか
普通耐えられるはずもない部分を平気で耐えてしまっていた所に歪みが生じている
と暗喩しているように感じられて、ものすごい面白かったです。

一番強烈なのは、委員長に近親相姦している事実が見つかってしまうシーンでしょうか。
委員長は悲鳴を上げて主人公達を拒絶しますが、この委員長の感覚ですよね面白いのは。
穹はそんな委員長を見ても一瞥するだけでスルー。このシーンは震えましたね。

あのシナリオの流れでは最後の湖でのシーンでは、お社の言い伝えのフラグも相まって
二人で心中してしまうのではないかと思いました。
読んでて全く意識しませんでしたが、主人公がここで初めて助けを求めた。
このシーンもなかなかのものです。

はるかなそら この言葉もっと引っかけてほしかったですね。
双子の”はるか”と”そら”のお話なんですから。終盤で穹自身がこの言葉を口にしますが
もう少し掘り下げても良かったかも。

・瑛
穹ゲーと思いきや!! これがまたすごい境遇が来ましたね。
一葉とは腹違いの姉。一葉の親父(代議士)と不倫相手との間の子で
親は認知せず、引き取り手のおじいさんも亡くなってる。
どんだけ不幸設定なんだ!!!!!!

しかしそれだけが瑛のすごい点ではないですね。瑛はなんと言っても笑顔。
笑顔でいながら中では全てを悟ってる。
誰よりも気が付くし空気を読む。今回登場のキャラでは一番精神年齢は高いかもしれません。

一葉の家庭が崩壊しかねないネタは主人公が持ち出そうとしても笑顔で封殺。
笑顔で”なかったことに”するのがこの子の本当に怖いところ。
もう7~8年もギャルゲーやってますが、笑顔立ち絵のみで
ここまで恐怖したのは初めての体験ですよ。

瑛ルートは穹が、主人公との仲を認めるのがすごい自然。
この3人ならやっていけそうと思わせる感じもいいですね。


ええ、以下手早く

・一葉
主人公を好きになる過程が結構いいですね。
おまえらもう分かってるんだろ! って辺りまで引っ張るのもなかなか。
シナリオ自体は瑛と連動してますのでそちら方面で楽しめますが
こちらはむこうと違ってわりとソフト。

一葉が瑛のために主人公を振って戻ったところでの
瑛のキスシーンはやばいですね。瑛・・・恐ろしい子!!!!!!

・初佳
短めの結構おまけ的位置。
ジト目表情が凄い可愛いです。 シナリオは他が飛び抜けすぎているのか目立たず
特に波瀾万丈なものがあるわけでもなしでまぁそんなところです。
ただ初Hの流れは斬新でした。かなり評価できるのではないかと。

・奈緒
過去、ここにちょっとだけ済んでいた主人公を逆レイプ(中出しさせる)→発覚(親バレ)
その後、検査だのなんだのでホント意外な程に暗い設定でした。
奈緒が妊娠していれば、主人公の人生は狂わされたかもしれない。
奈緒の逆レイプを見ていた穹からすればそりゃ毛嫌いしたくもなるでしょう。

このルートは、穹がずっと痛ましいほどに主人公に理解を求めてきますが
主人公はそれを受け取りませんので、もう穹ルート大好きな私にとっては本当に苦痛でした。


以上です。結構面白いですよ? 未プレイなら是非どうぞ。
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*Comment

■おれも

ヨスガノソラちょっとやったんだよ。
今時のエロゲの割りには短くて好印象というか、よかったね。
でも確かに共通ルート短かったわ。もう少し友達以上恋人未満な期間を長く取って欲しかった・・・そしてニヤニヤしたかった。
たいてふ |  2008.12.20(土) 02:33 |  URL |  【コメント編集】

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